プロフィール
プロフィール:
片桐 薫 (かたぎりかおる)、男性です
高専卒業後、自動車関連のエンジニアとして働きアメリカ赴任を経験、帰国後、放送大学で学び心理学に興味を持ち臨床心理士を目指す。
・国立長野高専 電子情報工学科 卒業
・放送大学 教養学部 生活科学コース 発達と教育専攻 卒業
・京都文教大学大学院 博士前期課程 修了(修士)
・京都文教大学大学院 博士後期課程 満期退学
京都大学医学部付属病院、京都府庁、渡辺クリニック(大阪府茨木市)、滋賀県立看護専門学校などで非常勤として働く、
郷里松本へ戻ってからは精神科病院で臨床心理士として研鑽を積む。
2017.1.1.カタギリ心理面接室開業2024.1.1.開室7周年
ながのRRP研究会 理事・DV加害者教育プログラムファシリテーター
岡谷市看護専門学校 非常勤講師 (精神医学援助論)
臨床心理士とは
臨床心理士とはどのような資格でしょうか?
「臨床心理士とは」 とGoogleなどで検索していただくと良い説明がたくさんありますので、まずはそちらをご覧になってみて下さい。
さて、以前、小学生の甥に「どんな仕事なの?」と聞かれて困ってしまいました。
「困っている人の話を聴く人だよ」と言おうとして、ふと考えてしまったのです。自分のやっていることは、はたして”話を聴くこと”だけなのだろうか?と
実際に自分のしていること、自分の専門性を考えた時に、単にこころの問題で困っている方へ「話を聴く」だけではないのです(もちろんじっくり話を聴くことは面接の基本中の基本なのですが)。
さまざまなアプローチを考え、伝え、話し合い、相手との関係の中で創造(クリエート)してゆくプロセス…これを、どうやって小学生に伝えたら良いだろうか?
結局、このように説明しました「こころの問題で困っている人に話を聴いて、いままで勉強してきたことを生かして、一緒にこころの問題を考えてゆく仕事だよ」と。
○○カウンセラー、○○セラピストという資格は数多くありますが、臨床心理士は最も質の高いこころの専門家の資格として認められています。
こころの問題は幅広く、奥深く、どれだけ学び、実践を積み重ねても、いつも新しいものと出会います。生涯学び続けること、もまた、臨床心理士に課せられた義務のひとつでもあります。
最初の臨床から20年、あと50年この仕事を続けてゆきたいと強く願っています。