パーソナリティ障害
これだけ情報があふれる社会になってしまい、自分はパーソナリティ障害ではないか?と思っている方が意外に多いような気がします。これは、パーソナリティ障害の診断基準が曖昧なためで、これも当てはまるかも、これも当てはまるかも、と考えてゆくと、自分は○○性パーソナリティ障害ではないか?と思ってしまいがちです。
さて、嫌なことを言います、あなたにパーソナリティ障害『的』なところはあるでしょうか?
答えは「あります」です。もちろん私にも。ここで私があなたに病名を付けているわけではないことにご注意ください。
さて、パーソナリティ障害の特徴の一つは『あなたらしく生きられないこと』にあります。あなたらしく生きようとすると、どこかでそれを止めるような作用がこころの中で起こり、あなたらしくないあなた、として生きていかねばならなくなってしまうのです。
パーソナル(個性的な個人)になれない、という状態、これは、実に苦しいことなのですが、自分ではなかなか気づくことができないことでもあります。
人の間で(人間)、自信をもって、個性的な自分になる、どうしたらよいのでしょうか?いっしょに考えてみませんか?