面接について
このようなお悩みの方へ
- うつ や 不安 、気分に波がある方
- 生きることに対する困難さを感じている方
- 臨床心理士はもちろん、対人援助職全般の専門家の方へのスーパービジョンも行っています。
関係性という視点
面接のなかで、私が重視しているもののひとつは、「関係性」という観点です。例えば、AさんとBさんとの関係性と、AさんとCさんとの関係性は違います、それぞれが、それぞれに違った関係性を持っています。
同じように「わたし」と「あなた」の関係性もまた、そこにしか生まれない特別なものです。この「関係性」のなかから、あなたの問題を考えてゆく、経験上、そうしたアプローチが有効である場合が多いと感じています。
多くの一人で行うワークや呼吸法や瞑想なども、ある一定の効果がありますが、人間関係によって培われたものや、人間関係によって受けた傷は関係性によってしか癒されないのではないか、と思っています。
(なので、これからどれだけ人工知能(AI)が発達しても、心理的なケアは人間にしかできないと考えています。遺伝子治療も同じでしょう。)
お薬も、ある一定の助けにはなりますが、こころの癒やしには関係性が必要です。
一人で治したい、一人で乗り越えたい、薬やカウンセリングのお世話になりたくない、と思っている方にこそ、来て頂きたいと願っています。
※2022年6月、VOGUEという雑誌のインタビューで宇多田ヒカルが9年精神分析(カウンセリング)を受けていると語っています。
彼女は「一番の理解者は誰になりますか?」と聞かれ、「精神分析家がパッと浮かんじゃう(笑)」と答えています。例えばこれが宇多田ヒカルとカウンセラー(精神分析家)に生まれた「関係性」です。https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/in-my-mode